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《令和元年9月13日 津大会 於塔世山四天王寺》
9月13日に、津市の塔世山四天王寺において伊勢国際宗教フォーラム津大会が開催されました。
今回は年次大会「宗教とことば」のテーマにちなみ、落語と仏教の法話に関するイベントを企画しました。
三代目林家菊丸師匠と曹洞宗長楽寺住職安達瑞樹師にお越しいただき、それぞれ落語・法話を披露していただきました。また菊丸師匠・安達師のやりとり、なども有り、当日は大いに盛り上がり、会場が笑顔と笑い声に包まれました。
《令和元年11月30日、12月1日 第13回年次大会 於皇學館大学》
本年度も例年通り2日間の大会日程となりました。1日目は聖地見学会として、皇學館大学神道博物館で開催されていた特別展示「即位と大嘗祭」の見学を行いました。皇学館大学研究開発推進センター助教の浦野綾子先生より展示の解説を頂きながら、ゆっくりと廻覧することができました。特に今上陛下におかれましては去る10月22日には即位礼正殿の儀、11月14日・15日には大嘗宮の儀と関係諸儀式を斎行されたばかりであり、参加者の関心も高い中の非常に有意義な見学会であった。
2日目は一昨年前よりはじめた「宗教とことば」のテーマのもとに年次大会が開催されました。3年目の今回は敢えて副題を設けず、より身近なものとして考え直していく取り組みを行いました。皇學館大学文学部神道学科助手の田井健治先生、同支社大学神学部教授の石川立先生よりご講演を頂き、その後はワークショップとして、三重大学・皇學館大学の学生より身近にある、また日常的にある宗教に関係することばについてプレゼンテーションを行ってもらい、その後、参加学生を中心に日常的な宗教とことばの関係を各宗教ごとに考える取り組みを行いました。本年度の大会は多くの若い学生の参加もあったことから活気あふれる大会となりました。
そして本大会をもって、第11回年次大会以来取り上げてきた、「宗教とことば」のテーマについての取り組みを無事に終えることができました。