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《令和4年11月19日 津大会 於塔世山四天王寺》
11月19日に、三重県津市の塔世山四天王寺において伊勢国際宗教フォーラム津大会が開催されました。
今回の津大会も昨年に引き続き皇學館大学神道学科のPBL(Project Based Learning:課題解決型学習)の一環として四天王寺住職より課題を頂き、グループ毎に8分の映像を作成しました。
また今回は愛知学院大学宗教文化学科の学生も参加し、皇學館大学より7グループ、愛知学院大学より3グループの都合10グループによる活動となりました。
研究課題として四天王寺住職より提示されたテーマは「分断を乗り越える祈りのちから」というものであり、作成された映像は事前にYouTubeで共有し、視聴できる状態にしました。
当日は各チームの代表によるスケッチブックトークを行い、それぞれの映像のPRを行ってもらいました。そのPR内容と映像を総合的に評価し、最終的に最優秀賞を2作品、優秀賞を2作品選出し、その4作品の上映を行いました。
《令和3年11月27日(日) 第16回年次大会 於皇學館大学》
今回の大会は、聖地見学会は実施せず1日間の日程で年次大会を開催しました。また実施方法は、現地参集とZOOMを用いたオンライン併用の形式での開催となりました。
大会テーマは「分断の時代と宗教」とし、昨年に引き続き、コロナ禍における宗教の担う役割について考えていきました。
はじめに、津大会で学生が作成した映像の最優秀賞の2作品の上映を行いました。講演は國學院大學神道文化学部教授の菅浩二先生より「多なる場と分断とを考える」と題してお話いただきました。講演の後には意見交換として菅先生とコメンテーターとして四天王寺住職の倉島隆行氏と皇學館大学の桜井治男氏を加え、コーディネーターとして文筆家の千種清美氏を交え、議論を深めました。
コロナ禍における対応のあり方が日々変化していく中で、我々も開催方法を試行錯誤しながらも、無事に大会を終えることが出来ました。