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《令和3年11月21日 津大会 於塔世山四天王寺》
11月21日に、三重県津市の塔世山四天王寺において伊勢国際宗教フォーラム津大会が開催されました。
今回は皇學館大学神道学科のPBL(Project Based Learning:課題解決型学習)の一環として四天王寺住職より課題を頂き、グループ毎に10分間の映像を作成するという取組みを行いました。
当日は、研究課題として提示されたテーマである「疫病を乗り越える祈りのちから」に対して都合6グループの学生が作り上げた映像の上映を行い、当会世話人による評価がなされ最優秀賞、優秀賞の表彰が行われました。
《令和3年11月28日(日) 第15回年次大会 ZOOMを用いたオンライン開催》
今回の大会は、新型コロナウイルス感染症の情勢に鑑みZOOMを用いた完全オンラインの形式にて開催されました。大会テーマを「わかれる」社会の聖なる「集まり」―コロナ禍の宗教世界―と定め、日常生活が大きく変わった昨今における宗教の力に目を向けました。
はじめに例年行っていた聖地見学会に変わるものとして、オンライン見学会として皇學館大学の板井先生・長谷川先生・桐村先生による倉田山周辺の景観復元と題した取組みの映像による紹介を行いました。
講演には石田智宏先生(東之坊住職)・酒井俊弘先生(カトリック大阪大司教区補佐司教)・阿部良一先生(出羽三山神社権宮司)の3名より頂戴し、仏教・キリスト教・神道といった各宗教のコロナ禍よっておこった変化等についてお話いただきました。
また大会の最後には津大会での取組みの紹介方々、最優秀賞を獲得したグループの紹介と作成された映像の上映を行いました。
当会としても完全オンラインという初めての試みとなりましたが、無事に大会を終えることが出来ました。